
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/
2月3日、Skypeが4.0バージョンアップを行った。ビデオ会話時にビデオの画面が大きくなり、音質も改善されたようである。
そのほかにも、GUIの大幅な変更がある。複数のコンタクトをインクリメンタル検索できるテキストボックスが前面に表示されたり、コンタクト、グループ会話の新規作成/追加ボタンに変更された。
しかし、今回のアップデートで、画面がいきなり横に長くなってしまった。その代わりに、ひとつの画面で会話やチャットまで可能になった。チャットはタブによって切り替えることが可能で、コンタクトによって発言の数が表示されるようになる。
私としては、今回のアップデートではグループ会話が全面的に押し出されている感じがする。グループ会話はIRCのチャンネルごとの会話に似た機能ではあるが、IRCのように、いっそう利用しやすいものになった。Skypeの場合、以前は、グループチャット(オープンチャット)の主催者が不在の場合、グループ会話ができなくなってしまうという、欠点があった。従来のグループチャットでは、いちいちコンタクトから招待させる必要もあったため、IRCのような、不特定多数の匿名の会話は不可能であった。
しかし、これはグループチャットであり、オープンチャットではないため、主催者不在のままチャットを進行することは可能だとしても、招待された限られた人数でしか会話を進められない欠点はまだまだ解決されない。
その点からも、IRCのオペレーター機能はよく考えられているなとも思う。
余談だが、タスクバーに“Skype?”と表示されていたが、“Skype(TM)”にこっそり修正されていた。また、オープンチャット機能は廃止されたようだ。
このアップデートで、本当にSkypeは使い勝手は非常によくなったとおもう。