IEコンポーネント制御はWeb2.0よりすごいかもしれない

IEコンポーネントの使い方 [VC++の使い方

 ここのサイトで詳しく説明されているIEコンポーネントの使い方だが,特にJavascriptのようにIEコンポーネントに表示されている内容自体を,自由に書き換えたりすることができるインターフェイスについて,詳しく書かれている。

 これを読んでおもったのだが,javascriptがHTMLを書き換えられるのではなく,もともとブラウザエンジンというものはinnerHTMLという書き換えるためのメソッドが備わっていて,それをjavascriptが“ただ”呼び出しているだけなんじゃないかと思ってきた。そうなると,今まで私は,javascriptが最強だと勘違いしてたのかもしれないと,薄々おもうようになってきた。

 ajaxによってweb2.0とも言われ,インターネットに革新を巻き起こしたjavascriptだが,よく考えてみるとそれは二次的な利用で,直接ブラウザインターフェースから提供されているメソッドを利用しているわけではない。

 そこで私は思った。IEには4.0からIEコンポーネントが利用できるようになったわけだが,もちろん,COMインターフェースなのでinnerHTMLなど様々なメソッドが用意されている。このインターフェースをブラウザの表示のためではなく,innerHTMLのデータを解析し,その結果をアプリケーションの画面として表示させれば,HTMLに依存することない様々な制御ができるのではないのかとおもう。

 例えば,Lingrというajaxを利用したIRCにも似たブラウザ上のチャットサービスだが,このサイトへIEコンポーネントを利用しアクセスし,ログを取得し,自作したアプリケーション画面に表示させたらどうだろうか。

 メンバーリストのエレメントも取得し,WindowsのListboxを使って表示してみたり,入力ボックスをINPUTにしてみたりと,ここまでやってしまうと,それはもうブラウザ上のサービスとは思えなくなる。

 実際にIEでログインして会話してることには代わりはないが,明らかにこれはクライアントとしか見えなくなる。

 

 今のところ,このような処理を行っているものとしてはGrease Monkeyがある。これはjavascriptを使って現存のウェブページの表示を自分で自由にローカルに書き換えられるというものだが,IEコンポーネント制御は,GreaseMonkeyの機能をアプリケーション開発レベルまで引き上げたようなものだろう。Web3.0の時代はもしかしたらこういったものになってくるのだろうか。