本体メモリを使用した場合
QVGA
- Jitter : 167ms
QQVGA
- Jitter : 98ms
SDストレージのディスクキャッシュを無効にした場合
QVGA
- Jitter : 336ms
QQVGA
- Jitter : 179ms
SDストレージのディスクキャッシュを1MBだけにした場合
QVGA
- Jitter : 172ms
QQVGA
- Jitter : 103ms
FATFS:16384, ReplStore:1024
QVGA
- Jitter : 161ms
- ライトキャッシュメモリ有効
FATFS:16384, ReplStore:16384
QVGA
- Jitter : 282ms
- ライトキャッシュメモリ有効
FATFS:4692, ReplStore:0
QVGA
- Jitter : 154ms
- ライトキャッシュメモリ有効
FATFS:16384, ReplStore:0
QVGA
- Jitter : 103ms ←Great!!
- ライトキャッシュメモリ有効
これは,Jitterの時間が短ければ短いほど動画がかくかくしなくなります。これを見ると,いかに本体メモリに書き込みしたほうが速度が速いかということがわかります。
しかし,ディスクキャッシュを無効にすると,かなり動画がかくかくしてしまうことには驚きました。W011SHは初期設定でディスクキャッシュが4MB以上になっていて,プログラム実行用メモリが足りませんと表示されてしまい録画できないので,ポケットの手2で設定を無効にしたいところですが,ギリギリのところまでに抑えたほうが無難なようです。
また,FATFSが最大値になっている箇所がありますが,これは携帯のファームウェアが2.0b以上のものです。
“プログラム実行用メモリが不足しています”といわれたら
ファームウェアが2.0b以下の場合
たくさんのソフトウェアを起動していたり,SDカードを入れていたりするとプログラム実行用メモリを消費してしまうようです。
起動しているソフトウェアを減らせば録画できるようになりますが,SDカードを入れている場合に録画できなくなってしまう場合はPoketHand2(ポケットの手2)を使って,外部ストレージのディスクキャッシュを減らすことで録画できるようになります。
ファームウェアが2.0b以上の場合
SHARPのサイトにW011SH用のアップデートファイルがあり、これによってアップデートを行うことで、空きメモリの必要上限が低く設定されるようになります。
そのぶんディスクキャッシュにメモリが割り当てられるようになるので、動画がかくかくならないようにある程度割り当てると良い。
いろいろと試したところ、残メモリが50MB以下になっても動画を撮影することができました。
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